五ヶ瀬川流域の中学校で学びが広がっている「流域治水」ですが、学校内で学ぶだけではなく実際にこの目で見てみよう!と企画された今回のツアー。
中学生が集まり、関わりのある場所や施設を見て回りました。
●畳堤について学習
普段通っている場所でも、川を中心にして見るからこその新たな発見に興味津々のみなさん。実際に触ったり、歩いたり、質問をしたり、メモをしたりとそれぞれの学びの様子が見られました。
●水の勢いを抑える「水制」について学ぶ
また、いつもは触れ合うことが少ない上流・下流の中学生が一緒にバスに乗り、チーム対抗でクイズをしたり、それぞれの生活について話したりと学校の垣根を超えた交流も生まれていました。
●延岡河川国道事務所の管理室見学
振り返りの時間では「他の地域との助け合いで守られているんだと気づいた」「今回の体験を通して自分でももっと調べてみたいことができた」「次は自分達が今ある流域治水の問題と向き合っていきたい」と力強い声が。
普段はあまり意識することのない地域全体の流域やそこに住む人々に想いを馳せ、自分事として何かできることはないかを考え始める時間になりました。
ネットニュースでも今回のツアーについて紹介されていますので、是非ご覧ください。
【主催】国土交通省 九州地方整備局 延岡河川国道事務所
成松政幸(国土交通省 九州地方整備局 延岡河川国道事務所)
竹下一路(国土交通省 九州地方整備局 延岡河川国道事務所)
【共催】宮崎大学
入江光輝(宮崎大学 工学教育研究部 工学科土木環境工学プログラム担当 教授)
【協力】 流域ぷらっとフォーム
笹本玲緒奈(株式会社たがやす)
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