小矢部市津沢地区にて、津沢地区の水害を地域みんなで考えるワークショップを開催しました
- 2025年7月30日
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2025年7月27日に小矢部市市民交流プラザにて、地域の流域治水をテーマとした対話の場を開催しました。当日は、自主防災組織、消防団・消防署員、駐在所、農業関係者、土地改良区、水門・溜池の管理者、町内役員、社会福祉協議会、PTA、親子連れなど、地域を支える多様な立場の方々約100名が参加しました。


今回の開催は、昨年度に小矢部市主催で実施した流域治水ワークショップに参加してくださった自主防災の方からの呼びかけがきっかけでした。例年は、一方向での情報の共有となっていましたが、今回は参加者の属性が偏る課題感に対し、参加者同士が対話しました。自分たちで考えていく場を「自分たちの地域でも実施したい」という想いから、地域主体の企画として多様な世代や属性に声をかけることで実現しました。
当日は、「垣根を越えて、津沢地区でどのような水害が起こり得るのかを知り、自分たちにできることを考えてみる」ことをゴールにすすめました。前半のインプットトークでは、富山県立大学の吉見 和紘先生より、流域治水の考え方や、データから見る小矢部川流域の気象特性や洪水について、分かりやすくお話しいただきました。あわせて、地域の方から実際に経験された水害の体験談が共有され、参加者一人ひとりが現実の課題として向き合う時間となりました。
後半は、ワールドカフェ形式による対話を実施しました。いきなり課題解決を目指すのではなく、まずはそれぞれが見ている景色や、感じている課題、考えていることを考えていることを聞きあい共有することを大切にしました。また、分野の異なる3名の科学者 (東京大学大学院 木口 雅司先生・吉田 貢士先生、富山県立大学吉見 和紘先生)もグループ内のファシリテーターとして参加し、客観的な視点からも問いかけ、対話を深めました。

年齢や立場、地域、役割、上流・下流といったさまざまな違いを越えるため、対話を通じて突破口を探る時間となりました。具体的には上流である南砺市の天気にも注意を払い、管理者とも連携が必要であることなどがお話されていました。
地域の中にある知恵や経験、想いが共有され、今後の流域治水の取り組みにつながる第一歩となる場となりました。
当日の内容は、今後の話し合いにつなげられるようにグラフィックレコーディングを実施し、後日津沢交流センターにも掲示し、当日参加していない住民にも共有されました。


【主催】小矢部市津沢自主防災会
【協力】一般社団法人流域ぷらっとフォーム



